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【体験記】Wantedly経由で実際に会社に話しを聞きに行ってみた

エンジニアなら大半は知っているであろう転職サービスのWantedly(ウォンテッドリー)

でも知ってはいるけど使ったことはない、実際どうなの? という方も多いのではないでしょうか。

私は今までに、実際に2社ほどWantedly経由で会社に話を聞きに行ったことがあります。これらの経験から、転職者目線から見てWantedlyは使えるのか、実際に話を聞きにいくとどうなるかなどがわかったのでご説明します。

(※Wantedlyは就活でも使われていますが、この記事は職務経験ある方向けになります。)

この記事が役に立つ人
  • Wantedlyに登録しようかどうか迷っている人
  • Wantedlyが実際に転職に役立つかどうか知りたい人
  • Wantedly経由で話を聞きに行くと、どうなるか知りたい人

Wantedly(ウォンテッドリー)とは

Wantedlyは、サービスとしてはエンジニアに特化した転職サイトに分類されます。

従来の転職サイトと比べると、下記の特徴があります。

  • SNS要素が強い
  • 転職エージェントが介在していない
  • 募集ページに年収提示がない
  • 応募の前に会社訪問がある

Wantedly(ウォンテッドリー)を実際に使ってみて

結論から言うと、本腰を入れた転職活動には使えません。近日中に転職するというはっきりとした目的があるなら、従来の転職サイトや転職エージェントを使うべきです。

「転職は視野にいれていないけど、もしいい企業があれば考えてもいい」ぐらいの人や、事業説明を聞きに他社まで行くのが億劫でない、むしろいろんな会社の人と話ができて嬉しいぐらいに感じる人には、適したサービスと言えます。

スカウトは来るのか?


職務経験がある方なら、他の転職エージェント同様、登録したてはスカウトメッセージは来るようです。

参考までに私のスカウト状況を紹介します。

私はWantedly内で他者とのつながりはなく、プロフィールをざっと埋めただけでカバー写真も設定していません。

Watendlyには、ウォンテッド・スコアというプロフィール充実度を数値化した指標があります。私のウォンテッド・スコアは、23です。平均値や中央値がどれぐらいかはわかりませんが、これはかなり低い方だと思います。

このような状況で、登録したてやプロフィール更新するとスカウトが2,3通きます。サイトにログインしなくなって忘れた頃にも時々来ます。半年に1通ぐらいのペースでしょうか。

私個人としてはスカウトメッセージが集まるのがいいこととは個人的に思っていませんが、それでも全く来ないのは嫌なものです。少し、ホットしました。(^-^*)

スカウトはかなり少ない方だと思いますが、気にしなくていいと思っています。転職は、自分から興味ある企業にコンタクトをとるのが基本だと思います。

実際に話を聞きに行ってみた結果


私は実際に2社ほどを話を聞きに行ったことがあります。結果は下記の通りでした。

A社

訪問
-> やりたいことと募集ポジションに不一致があることが判明。終了。

B社

訪問
-> 事業説明を聞く
-> 後日、職務経歴書を送る
-> メール返信なし(シカトされる)

1社は自分から「話を聞きにいきたい」ボタンを押し、もう1社はスカウトメッセージが来たのでそれに応答した形ですが、どちらのケースもやることは同じです。Watendly上のチャットで日時を決めたら、訪問するだけです。

1社目は担当者が技術者の方でした。なので事業説明もそこそこで、その後は実際に使っている技術の話と、募集ポジションと経歴のすりあわせまで話しました。そこで、互いに何か少し違うねーという感じで終わりました。その後のやりとりはありません。

もう1社は、担当者がビジネスサイドの人(ベンチャーなので人事専門の人はいませんでした)で、事業説明中心の話でした。それなりに意気投合して、今度は技術者の人と話して条件のすり合わせをしましょう、職務経歴書を下さいとなって終了。後日メールで職務経歴書を送りましたが、返信なしで終了です。

tara
tara
シカトかよ(怒)!!!

返信がないのはかなりへこみました。転職活動において、企業から連絡が来なくなるのは常ですが、それにしても無礼だと思います。「職務経歴書受け取りました、検討します。」ぐらいの返信は欲しいところです。

転職者目線からのWantedly(ウォンテッドリー)の評価

これらの実体験から感じたことを、まとめてみます。

書類選考の前に会社訪問というフェーズが増えるだけ

Wantedlyを使用した感想としては、転職活動のフローを考えると、書類選考の前に会社訪問のフェーズが一つ増えて面倒になるだけだなあという印象です。

会社説明は企業のWebサイトでだいたいわかるし、募集ポジションや条件の話は面接の時でもいいのでは、と思います。転職者目線からだと、書類選考が通るかどうかもわからない会社をわざわざ訪問する必要があるのかと思ってしまいます。

会社訪問しても、応接室や訪問者用の開放スペースで話すだけなので、実際の仕事環境や仕事風景を見ることもありません。わざわざ訪問する必要性は、全く感じられません。

年収レンジが不明なのは困る


Wantedlyの最大の問題は、募集ページに年収提示の記載がないことです。

Wantedlyは、「企業ビジョンや人に共感もてる会社で働きましょう」というテーマがあります。それを実現させるために、募集ページに年収を記載したらダメという規約があるようです。

これは転職者からしたら非常に困る問題です。ビジョンに共感することは大事かもしれませんが、現実問題それだけは働けません。働く側からしたら、ビジョンと条件があってはじめて転職を考えるのが実情です。極端な話、どれだけ素晴らしい理念や環境がある企業でも、無償では働かないですよね?

この仕様のため、話を進めていって最後の最後で条件をすり合わせしたら、給料レンジが全然話にならなくて無駄骨だったなんて状況になることもあります。

これらのことからも、ハイキャリアの人はもちろんのこと、転職条件で年収をウエイトに置いている人は、Watendlyは使うべきサービスではありません。

逆にいえば、年収300~400万円でもいいから面白そうな会社で働きたいと考えている人には、Wantedlyは適したサービスです。

微妙な企業が多数

Wantedlyは募集掲載のコストが従来の転職サイトより安いです。さらに年収提示が必要ありませんので、このことをいいことに、資金がなさそうなベンチャー企業が跋扈している印象です。中には、学生の遊びの延長としか思えないのもあります。

しかし、それだけに面白そうなサービスをやっている会社が多くあるのも事実です。話を聞いて見たいけど、年収を聞くのは怖いという会社が多いです。

まとめ

以上、Wantedlyを実際に使ってみた感想です。参考になれば幸いです。

Wantedly(ウォンテッドリー)まとめ

スカウトは一応くる
本格な転職活動には適さない
ハイキャリアには適さない、やりたいこと重視の人向け
会社訪問しても、あまり意味ない

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tara
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年収360万円でIT業界のキャリアスタート
SES -> Web業界 -> 大手メーカー -> フリーランス
と経験してきて、現在は年収1000万円を越えました。

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