働き方

信頼されるエンジニアになるためのマインドセット

エンジニアとは他者から信頼されてなんぼの職業です。(まあ、エンジニアに限ったことではありませんが。)

しかしこの信頼されるというのは、思いのほか難しいものです。では、どうやったら信頼されるエンジニアになれるのか、それを述べたいと思います。

ここでは、こういった技術を知っておけとか、これを勉強しろとか、そういう話はしません。どちらかというとマインドセットの話になります。「他責は良くない。」などといった巷のビジネス書によくある話をする気はありませんが、もしかしたら何らかのビジネス書と同じ話になっていまうかもしれません。

私がこれまで感じたことをいくつかピックアップしました。私的な意見にはなりますが、読めば納得できるものになっているはずです。

信頼と信用は同義


まずエンジニアとして働く上では、「信頼」「信用」は同意義であると覚えておく必要があります。

一般的には信用と信頼は区別されています。

信用: 実績や実力伴わなくてもOK、人として結果を出してくることを期待している
信頼: 実績に裏打ちされおり、何かを実現するための機能として頼る

だいたいこのような意味合いです。

しかし現実問題として、働く上では信用と信頼は区別されることはありません。「あいつは気に食わない奴だけど、技術力があるから信頼はしている!」と評されることはありません。こんなこと言うのは、創作上のクールなエリートビジネスマンだけす。

人として信用されて、はじめて信頼されます。信頼の土台には常に信用が必要です。エンジニアも例外ではありません。これは人間なら当然のことです。

この辺りを勘違いして、技術力に自信があるからといって、「自分がやりたいようにやるためには、周囲に不快な思いをさせてもしょうがいない」と考えないようにしましょう。

もちろん必要以上に他人に気を使う必要はありませんが、エンジニアといえど技術力の前に人とのつながりを大事にするべきです。

技術の高いエンジニアは孤高であるという間違った捉え方

「技術力が高いエンジニアは孤高である」
「優秀な技術者は無礼であることが多い」

これは完全に間違ったエンジニア像です。技術のことばかり考えているので、他人にまでは気が回らないというのは、ただの自分擁護で完全に甘えます。

私がこれまでに会ってきた(そう多くはない)優秀なエンジニアは、皆人柄がよく話しやすい人ばかりです。人前で話すことが苦手でシャイだったり、長髪や金髪で雰囲気がちょっとというケースはありますが、一緒に仕事をすると高いコミュニケーションを持っていることがわかります。

人柄が良い人ほど、周りから新技術や効率の良い仕事方法などの話が入ってきやすいので、当然といえば当然です。エンジニアは優秀であるほどコミュ力が弱いなどといった間違った考えは持たないようにしましょう。

何でもできると豪語するエンジニアは信用できない


よく何でもできると豪語するエンジニアがいます。こういうこと言う人は、半端なフルスタックエンジニアや、経験3年~5年目ぐらいで仕事の幅が広がってきた人に多い印象です。中には経験10年越えた人でも、このように言う人がいますが。

本当に優秀なエンジニアは、自分で自分のことを何でもできるとは言いません。このように言われると、逆に何にもできないんだな思うまであります。

また、視野の狭い人だなと思います。自分が知っている技術が通用する世界しか見ていないから、何でもできると勘違いしてしまうのでしょう。

そもそもエンジニアなら、経験がなくてもキャッチアップ期間を設ければできるようになるのは当たり前のことです。それをわざわざ口にする行為は愚の骨頂です。例えば私はフロントエンドの実務経験はありませんが、やろうと思えばできるようになります。

何でもできると豪語する人は、他者の専門性に敬意を払っていないことが透けて見えます。こんな人とは一緒に仕事したいとは思いません。

専門を極めた人と一緒に仕事をすると、その分野においては自分が到底かなわないことを知ることになります。そのような人を前にしたら、口が裂けても何でもできるとは言えません。何でもできると言うことは、自分の周りには優秀な専門家がいない、専門家が不要な簡単なプロジェクトしか経験したことありませんと証明しているようなものです。

最後に「自分は何にもできないですよー」と謙虚になりすぎるのも問題です。自分のアピールは品性をもって適切な範囲でするべきです。謙虚も過ぎれば卑屈、自信も過ぎれば傲慢です。

最近の若者は優秀です


いつの時代でも、「最近の若者は~」というフレーズがありますが、基本的にエンジニアの若者は優秀です。SNSの台頭で、(いい意味で)意識が高くなりやすく、流行のサービスや技術に詳しいです。コンピュータサイエンスやデータ分析などの教育環境も整ってきており、私が新卒のときより、今の新卒は遙かに優秀です。

もちろん業務経験が浅いので、エンジニアなら知っていて当然なことがわからなかったりすることもありますが、それはただ知らないだけです。すぐに吸収して、どんどん成長しいきます。

若者が優秀と思えないのであるなら、それは優秀な若者が集まってこない自分に問題があると考えるべきです。

上司や管理職を見下せといっているわけではありません。ただ、新卒であろうと若者のエンジニアには、自分と同じ土俵にいるプロであることを認識して敬意をもって接するべきです。

そうすることで彼らからも刺激を受けて、自分の成長にもつながります。

まとめ

「仕事でパフォーマンスを出す」これは当たり前のことです。エンジニアなら、それだけでOKというのは、間違った認識です。

信頼されるエンジニアになるためには、仕事で結果を出した上で、他者に敬意を払うのも忘れないようにしましょう。

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