働き方

エンジニアが時給で労働契約で結ぶということ

こんにちは。フリーランスの @tara です。

私は現在、週2~3日で時給契約で働いています。実際に時給で働いてみて、はじめてわかったことや改めて実感したことをエンジニア目線から紹介していきます。

この記事が役に立つ人

時給契約の案件に興味があるエンジニア
副業として時給で働くことを考えているエンジニア

エンジニアの時給の相場


私の体感になりますが、2019年現在、時給案件の平均は 3,500円/1時間 ぐらいに感じます。募集の幅は 2,000円~6,000円 でありますが、だいたいは 2,500円~4,000円 ぐらいになっています。

正直、フリーランス目線だとこの平均時給は低いです。買いたたかれている感じがします。

年収600万円の正社員の時給は、月160時間労働と考えれば、 3,125円/時間 になります。なんの保障もないフリーランスなのに、平均的な正社員とほどんど差がないとなるとフリーランスで働く必要性が全く感じられません。

逆に、正社員が副業として時給契約で週1~2日働きたいと考えているなら、この時給は適正に感じられるかもしれませんね。

時給案件の傾向

技術スタック


時給の案件ですが、Web系の開発が多めです。他には、インフラやデータサイエンティスト系の案件が少しあるといった感じです。Web系は、バックエンドよりはフロントエンドが多めに感じます。

あとはプログラミング講師の案件もあります。ただし時給は低いです。講師系の案件は、だいたい 2,500円/時間 とかです。

技術スタックで区分すると Ruby や TypeScript,Node.js が多めかなという印象です。他には、Python や PHP(Laravel) がやや多めに感じます。PythonはWeb系(Django/Flask)とデータ業務系の案件が少しずつあって、Python全体でみたら、それなりに案件数はあるといった感じです。

以下、技術と案件数の傾向です。 (※個人的な印象です)

技術スタック 案件数
Ruby (Rails)
TypeScript, Node.js(React, Vue.jsなど)
PHP (Laravel)
Python (データ業務系)
Python (Django/Flask)
iOS
Go
Java
AWS 超多
GCP

会社規模


時給案件を扱っている会社に、大企業や有名企業はありません。スタートアップのWeb系、SES(受託開発)、プログラミングスクールなどです。

正社員や月契約にも言えることですが、仕事内容がそれほど大差なくても、お金がだいぶ違うことがあります。時給案件も例外じゃありません。要求スキルや経験は大差ないのに、時給2000円で募集しているのもあれば、時給4000円で募集しているのもあります。

プログラミングスクールやサービスがリリースに至っていないスタートアップは時給が低いです。時給2000円、2500円などで応募しています。

受託開発系は時給3000~4000円ぐらい、サービスリリース済みで成功していて規模を拡大したという会社は時給3000~6000円といった感じでしょうか。

以下、時給案件の募集起業と時給の傾向です。 (※個人的な印象です)

募集企業 時給
プログラミングスクール
Web系 スタートアップ サービスリリース前
受託開発
Web系 スタートアップ サービスリリース済み 中~高

エンジニアが時給で働くということ

エンジニアが時給で働くメリット/デメリットを考察していきます。

週1~2日といった柔軟な働き方ができる

仕事量・収入が安定しない
労働単価が安くなりやすい

週1~2日といった柔軟な働き方ができる


時給契約で働く理由は、このためだけといっていいでしょう。

時給契約だと、時間にとらわれず自分の都合に合わせて柔軟に働くことができます。時給制なので、遅く出社しても早めに退社しても何の気兼ねもいりません。

本業がある人には、副業として1日数時間や休みの日だけ働くといったことが可能になります。起業したり他にやりたいことがあるけど経済的に不安があるので、週に少しだけ働いて稼ぐといったことも可能になります。

時給契約の案件はだいたいがリモートワークなので場所もとらわれずに働けることが多いです。ただ週に1日、決められた曜日にMTGや進捗確認で出社が必要というケースがほとんどなので、平日週5日リモートワークなしのフルタイムで働いている場合は、副業としての案件を探すのは難しいかもしれません。

仕事量・収入が安定しない


時給制のデメリットに1つは仕事量が不安定、つまり収入が不安定になりやすいということです。

月収の契約だと、繁忙期だろうと暇なときだろうと一定の収入があります。しかし時給制の場合は、働いた分だけしかお金が入ってきませんので、暇な時は収入が減ります。

週2日という契約でも、週によっては1日分しか仕事がないということがあります。

タスクやチケットがたくさんあって対応に追われているときは、自分のペースで自由に働けていいのですが、それがないときは困ります。無理矢理、仕事してお金をもらうわけにもいきません。

具体的にいうと、私の現契約中の仕事では、リリース直後の週はほとんどやることがありません。次のリリースに実装する新規機能はまだ詳細が固まっていなく、必要なバグ対応も一通り落ち着いて、対応するかどうかまだ未定のタスクしかないというような状況です。そういった週は、MTGと細かなバグfix、ちょっとした調べ物などで終わり、1日分、8時間にみたないときもあります。

ただその分、急に実装することが決まった機能が出てきたり、緊急性の高いバグがでてきたりなどで、忙しくなる週もあります。

月平均で見たら、それほど収入にブレはありません。

労働単価が安くなりやすい


冒頭にも書きましたが、時給契約は単価が安くなりやすいです。

月契約だと、160時間労働で、80~100万円、時給換算したら5000円/時間 の案件はザラにありますが、時給案件で 5000円/時間 の案件はあまりありません。4000円が頭打ちの案件が多いです。

まだ働いた分だけしかお金になりませんので、1日の内、集中して高パフォーマンスを発揮したときしか支払われない感覚があります。

例えば、月契約の場合でオフィスに8時間いて、粒度が3時間ほどのチケットを2件片付けて、プラスα何かしていたという1日があったとします。これを時給契約に置き換えると、午前に集中してチケットが1件、2.5時間で片付き、休憩を挟んで、午後にもう1件、これまた集中して2.5時間で片付けたとしましょう。その日は、5時間分の労働単価しか支払われません。

月収契約だと、5000円×8時間 4万円 の支払いが、時給精算だと 4000円×5時間 2万円 になる感じでしょうか。

少し大げさに書きましたが、働いている身からするとこのように感じてしまいます。正社員や月契約より買いたたかれているなあと考えざるを得ません。

なので週2日と週3日の時給制の契約を2件して、週5日働くなら、最初から週5日の月契約1件のほうが、効率が良いです。

エンジニアの時給案件の探し方

エンジニアの時給案件を扱っているエージェントは、

  • CODEAL(コデアル)
  • Workship(ワークシップ)
  • シューマツワーカー

などがあります。

コデアル

コデアルは、求人の掲載料だけで運営されており、契約は雇用主と直になりますので、使いやすいです。求人も豊富にあります。案件の情報をみて、「くわしく要件を聞きたい」をクリックしたら、応募は終わりです。その後は、企業側から応答があったら、ビデオ面接に進むことがほとんどです。

ワークシップ

ワークシップも、求人量と単価はそこそこです。案件に対して、「気になる」をクリックして、企業側からも「気になる」をされたら、マッチングされましたと通知がきます。なんだか婚活系のサービスみたいですね。。。 マッチング後、どうするのは、不明です。私は過去に少しワークシップを利用したことがあるのですが、マッチングされてそれで終わりでした。企業側からメッセージが来ることもなく、今後のフローも不明でした。こちら側からアクションを起こさないとダメということだったんだと思います。

シューマツワーカー

シューマツワーカーは使ったことないので、よくわかりません。パッと見、エンジニア案件が少なそうですね。時給も低そうです。このサービスはエンジニア案件も扱っているけど、どちらかという他の職種向けのような気がします。

エンジニアの時給を上げるにはどうすれば良いか


これは私自身の課題でもあり、明確な方法はわかりません。

単価が高くなる、特定の技術や経験というのは特になさそうです。

やはり、従来の月契約の案件のように、まずは平均的な給与で契約して、契約更新の際に交渉して上げていくしかないのではと思っています。

できれば 5000円~6000円/時間 にはもっていきたいので、4000~4500円/時間ぐらいから始めたいところです。サービス拡大が予測されていたり、別案件も豊富に扱っている企業だとベターですが、この辺は契約前だとわかりようがないので、運によるところも大きいかと思います。

まとめ

以上、エンジニアが時給で働くということについての考察でした。

時給で働くことは、収入面のデメリットもありますが、柔軟に働けるというメリットもあります。副業を探している方、前職を止めてすぐ週5フルコミットで働く気はないけど少しは働きたい方には、マッチした働き方でもあります。

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tara
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年収360万円でIT業界のキャリアスタート
SES -> Web業界 -> 大手メーカー -> フリーランス
と経験してきて、現在は年収1000万円を越えました。

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