働き方

歴10年以上が語る自転車通勤のメリットと気をつけるべきこと

こんにちは。今回は自転車通勤について語りたいと思います。

私は社会人1年目の頃から自転車通勤をしており、歴でいったら10年以上です。普段は自分で組んだロードバイクで動き回っており、雨の日はレインコートを着てMTB(マウンテンバイク)に乗り換えている、自分でいうのも何ですがガチ勢です。

※私は自転車のガチ勢ではありません。レースやイベントには出たことがありません。あくまで自転車通勤のガチ勢です(笑)

今回は自転車通勤のメリット・デメリット、気をつけるべきこと、そしてエンジニアと自転車通勤の相性が良いということを説明します。

この記事が役に立つ人

自転車通勤しようかどうか迷っている人
自転車通勤しているけど、もっと快適な通勤ライフにしたい人
男性 (女性は化粧や服装の問題をどうしているのかわかりません)

自転車通勤がオススメな人

私は、エンジニアに限らずほぼ全ての勤め人に自転車通勤はいいという考えですが、中にはオススメできないケースもあります。

具体的に言うと、自転車通勤に適さないケースは下記になります。

  • 片道15km以上
  • 重い荷物を運ぶ必要がある人
  • 社則で禁止されている人

これだけです。逆に言うと、このケースに当てはまらない場合は、全ての人に自転車通勤はお勧めできます。

片道15km以上は自転車に乗るのが辛くなる

片道15km以上の人は、快適さより大変さが上回るので自転車通勤には適しません。私はいろいろな条件で自転車勤務してきましたが、その経験からすると、自転車通勤に適している距離は片道5~7km、時間にして20~30分ぐらいの距離です。

そこから条件を緩めていっても妥協点は片道15km、時間にして40~50分ぐらいの距離までです。これ以上、遠くなると自転車に乗るのがストレスになってきます。それに、これぐらい遠くだと電車通勤の方が早くなってきたりします。

重い荷物を運ぶのはストレス

自転車は荷物がなければないほど快適です。重い荷物を運ぶのは重い車体の自転車をこぐのと同じことなのでぺダリングが大変ですし、荷物との密着で発生する熱気や汗は不快そのものです。また荷が重いとパンクのリスクも増えてきます。おとなしく電車通勤にしておいた方が吉です。

具体的に言うと、ノートパソコンとプラスαぐらいなら問題ありません。それに加えて、いろいろな専門道具を持ち歩く必要がある、たくさんの書類を持ち歩く必要があるなどで、片手だと辛いぐらいの重さの場合は自転車通勤に適しません。パニアバッグと言ってキャリアに積むタイプのバッグもあるのですが、自転車の快適さはそこまでじゃありませんので、自転車通勤のメリットは薄いです。

社則で禁止されている場合はリスクが高い

社則で禁止されているケースも多々あります。特に大企業などでは。

この場合は、自転車通勤のリスクが高いので、そこまでオススメできません。会社に内緒で通勤することになるので、後ろめたさは残りますし、バレたときは何らかの処分が下る可能性もあります。

自転車通勤のメリットとデメリット


ほとんどの人に自転車通勤はオススメできるという話をしました。しかし、当然デメリットや気をつけるべきこともあります。

満員電車からの開放
運動習慣がつく・太りづらくなる
勤務時間が短縮されることが多い
フットワークが軽くなる
交通費が浮く

汗対策が必要
対策なしだと日焼けする
事故、ケガの可能性がある
電車で読書や勉強している場合は、その時間がなくなる

メリット1 満員電車からの開放

自転車通勤の最大メリットはこれです。満員電車での通勤は、そうとうなストレスですし体力も使います。会社に着くだけで一苦労です。

自転車通勤は、こんな苦労とは無縁です。自転車通勤で体力の心配をされる方がいますが、はっきりいって満員電車の方がよっぽど疲れます。

これは私が運動になれているからではありません。私は10年以上自転車通勤をしていましたが、マラソンは苦手ですし運動に必要な体力はないほうです。でもクロスバイクのような軽い自転車を10km前後乗るのは苦ではありません。

自転車は通勤程度の乗り方だと体に負担はほとんどないので、運動不足や太っている人にも気軽に始めることができます。

メリット2 運動習慣がつく・太りづらくなる

これも嬉しいメリットです。特に30代中盤以降の年齢になってくると実感します。

私はずっと自転車通勤をしていて、あまりダイエット効果を感じたことがありませんでした。しかし会社を辞めて、フリーランスになって自宅勤務も増えてきて、このことを非常に体感しています。

通勤していた当時は、片道5kmの20分程度のたいしたことない距離で別に運動にならないと思っていたのですが、通勤しなくなって家に引きこもりがちになると、どんどん体重が増えていきました。自転車通勤って、地味に運動効果があったんだということを知りました。

メリット2 勤務時間が短縮されることが多い

個人的には、このメリットが非常に大きかったです。都内で10km圏内ですと自転車通勤の方が時間がかかりません。

朝の忙しいときに10分遅く出れることが、どんなに幸せなことか。自転車通勤を始めたら、わかることでしょう。

メリット3 フットワークが軽くなる

自転車通勤をするようになると、フットワークが軽くなります。終電を気にせずによくなりますし、コワーキングスペースや本屋など電車に乗ってまで行こうとは思わない所にも気軽に行けるようになります。

メリット4 交通費が浮く

これは地味に大きいかも知れません。特にフリーランスだと、交通費は自腹というケースが多いので大きいですね。

ただ自転車の車体代を考えると、1~2年続けて回収できる感じです。そう考えると、金銭面のメリットはそれほどないと言えます。

デメリット1 汗対策が必要


自転車通勤最大にして未だに最適な解決策のない問題がこの汗問題です。冬でも汗はかきますが、特に夏はシャツを着ていられないほどの汗をかきます。

社内で着替えられるならそうしますし、そういう雰囲気でないなら近くの駅やビルのトイレで着替えます。その時に、制汗シートで体を拭くだけですが、これで結構なんとかなります。

しかしこれは男の場合です。女性の場合だと、化粧や髪型、服装の問題もあるので大変そうですね。正直、私にはどうしているのかわかりません。申し訳ございません。こういった理由から、女性で自転車通勤している人は少なく感じます。あまり見かけません。

エンジニアと自転車通勤の相性が良い理由はここにあります。エンジニアは私服勤務である場合が多いので、夏はシャツ一枚で涼しい格好で通勤できますし、着替えもそれほどかさばらずに済みます。

これがスーツ勤務だと大変です。アンダーシャツはもちろんワイシャツまで汗だくになり、ズボンも汗で気持ち悪くなります。

私はスーツ勤務の時も自転車通勤していましたが、真夏は鞄にアンダーシャツ、ワイシャツ、スラックスの着替え一式をいれて、シャツと短パンで通勤して、ビルのトイレで着替えていました。私服勤務が羨ましかったし、エンジニアで社外の人と会うこともないのにスーツを強要する会社に恨みつらみが日々、増していきました(^-^*)

また、私は汗対策としてリュックに汗とおる君をつけています。これをはじめて使ったときの衝撃といったら、それは、もう、すごいと言う他ありません。背中にこもる熱と汗が解放されて、スースーしてとても気持ちよいです。自転車通勤でリュックを使っている人には、必須とも言える商品です。

デメリット2 対策なしだと日焼けする


これも要注意です。男性は日焼け止めすら塗らない人が多いですが、それだとすぐに顔と腕が日焼けして黒くなります。

それでも気にしない人は気にしないのでしょうが、やはりビジネスマンとして少し違和感がありますし、老化も早まるので、私はかなり気にしています。

日焼け止めを塗るのと同時に、フェイスカバー、アームカバー、グローブをつけています。自転車通勤ですが、電車通勤の人より肌は白いぐらいです(^-^*)

これらのアイテムを使うのであれば、日焼け止めは何でもいいと思います。私はドラッグストアで売ってるSPF30ぐらいの適当な奴を使っています。

フェイスカバーは、パールイズミのUVフェイスカバーを使用しています。他にもいくつか使ったことがありますが、これが一番つけ心地がよくて使いやすかったです。

アームカバーは、半袖の時に腕につけるやつです。長袖のシャツで通勤する人には必要ありません。こだわればパールイズミの高い奴もありますが、これは洗濯することも多くなりますし、適当な値段のものでいいと思います。

グローブは日焼けを気にしない方でもつけたりしてますね。私は日焼け対策目的ですが。これはサイクル店で実際につけてみることをオススメします。個人によってフィーリングが違いますし。あまり大きすぎない手にピッタリぐらいのサイズを選ぶできですが、脱着のしやすさにも着目したいところです。個人的にはマジックテープで止めるタイプの奴が好みです。

デメリット3 事故、ケガの可能性がある


一番怖いのは、やはり事故やケガです。よくあるケースとして、濡れているマンホールで滑って転んだ、段差や排水溝でタイヤをとられて転倒した、車の左折に巻き込まれたなどです。

私は通勤中での事故やケガの経験はないのですが、プライベートでロードバイクに乗っているときに車の左折に巻き込まれたことがあります。幸い体にケガはなかったのですが、自転車のフレームは破損しました。このときは交差点でも何でもないところで、車がウインカーもつけずにスーパーに入ろうとして避けきれずに衝突しました。こちらにケガもなく先方も非を全面的に認めていたので事なきを得ましたが、少しタイミングがズレていたらと思うと今でも怖くなります。

自分がどんなに気をつけていても、やはり電車通勤よりは事故に遭遇する可能性が高くなります。しかし、電車でも変な人にからまれたり痴漢冤罪に巻き込まれたりなどのリスクもありますので、リスクという観点からでは電車通勤と大差ないと個人的には考えています。この辺りは落とし所をつけてある程度のリスクは受け入れていく必要があります。

また、自転車は加害者になってしまうケースも考えられます。最悪の場合を想定して、自転車保険には入っておいた方がいいです。自転車の保険は、年間4000円ぐらいでコンビニで簡単に手続きできます。

デメリット4 電車で読書や勉強している場合は、その時間がなくなる

これも人によっては発生しうるデメリットです。電車通勤は往復で1時間以上かかることがほとんどでしょう。なので読書したり、ヘッドフォンで英語のリスニングをしたりなどしている人も少なくありません。また始発駅で電車に座れるという人はノートパソコンで作業したりもするでしょう。

自転車通勤になると、これらのことができなくなります。もし電車内でやっていることが自分にとって必須の行為なら、別途その時間を作る必要があります。

自転車通勤にオススメの自転車


これも別記事にしていいぐらい語りたいことがあるのですが(笑)、ここでは結論だけ述べます。

自転車通勤が未経験の人はクロスバイクを選びましょう。クロスバイクはロードバイクとMTBのいいとこ取りしたようなコンセプトで、通勤に適しています。また値段も高くないので、始めやすいとう利点もあります。

特にこだわりがないなら、Giant の Escape R2 あたりが定番で、コストパフォーマンスも良いのでオススメです。

乗っているうちに、ドロップハンドルにしたい、Vブレーキ嫌だ、キャリパーブレーキがいい、などと思うようになってくるかもしれません。その時は自転車も結構使い込んでいると思いますので、車体の買い換えの検討時期です。既に自転車なしでは働けない体になっているので、自転車もちゅうちょなく買うことになっているでしょう(^-^*)

多少の悪天候でもガンガン乗るつもり、クロスバイクってちょっとダサいと思うような人は、ドロップハンドルとディスクブレーキで構成された、いわゆるシクロクロス/グラベルロードと呼ばれるやつをオススメします。タイヤの太さは、標準でいいと思います。22Cや23Cのほうが早くて楽なのですが、道が舗装されていなくて逆にスピード出せないといったことにもなりやすく気疲れすることも多いです。タイヤを細くするのは、慣れてきてからでいいと思います。

まとめ

自転車通勤についてサッと書くつもりでしたが、思った以上に長文になってしまいました。自転車についてなら、まだまだ語りたいことがあるのですが、もはやエンジニアとは関係なくなってくるので自粛します(笑)

余談になりますが、ロードバイクの自作はパソコンの自作と通ずるものがあります。

  • 組む行為自体は割と簡単
  • メーカーと年代の互換性に頭を悩ませる
  • スペックと金額の折り合いに頭を悩ませる
  • パーツと外装の組み合わせでオリジナルの1台を所有できる

などが共通点です。

インフラ寄り、ハード好きのエンジニアとは相性が良いと思います。

以上、自転車通勤を始めようかどうか悩んでいる人の背中を押す記事でした。

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tara
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年収360万円でIT業界のキャリアスタート
SES -> Web業界 -> 大手メーカー -> フリーランス
と経験してきて、現在は年収1000万円を越えました。

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