働き方

40%キーボード claw44 使い始めました

こんにちは、自称キーボードマニアの @tara です。

私は現在 claw44 とういうキーボードを使用中です。これはyfukuさんが個人制作されたキーボードです。

いわゆる40%キーボードと呼ばれるタイプのキーボードになります。今回はこの40%キーボードについての紹介記事になります。

この記事が役に立つ人

40%キーボードに興味がある人
40%キーボードを使いたいと思っているけど不安がある人
他人のキーマップに興味がある人

40%キーボードとは

40%キーボードの“40%”というワードは、キーの数が通常のキーボードの40%程しかないところから来ています。通常のキーボードの上の2行、Fキーと数字キーがなくなったものと考えればイメージがつくかと思います。

じゃあ数字や記号はどうやって入力するのかというと、キー入力はレイヤー構造になっているので、何かのキーを押しながらの同時入力ということになります。親指で下の方にあるキーを押しながら”a”のキーを押したら”1″が入力されると行った感じです。

そして40%キーボードのほとんどは、エルゴノミクスとよばれる左右分離型になります。

tara
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ちなみに claw44 の”44″は、キーの数が44個だからです。通常のキーボードは、英語キーボードだと101キー、日本語キーボードだと106 or 109キーなので、本当に40%ぐらいですね。

完成品は売っていない

普通のキーボードと比較して40%キーボードのとんがっているところはキーの数だけではありません。2019年現在では完成品が売っていないという側面もあります。

組み立てキットの形でしか販売しておらず、基盤に部品をはんだ付けしていって自分で組み立てる必要があります。自作ゆえ自分の好みのキースイッチで組めたり気軽にキースイッチを交換できるというメリットもあるのですが、やはりはんだ付けが必要というのが、普通の人には手を出しづらい要因の一つになっています。

なぜはんだ付け済みの基盤で売っていないんですかね? 制作コストの問題ですかね? この先、40%キーボードが一般的になって大量に出回るようになれば、はんだ付け済みのキットが売られることもあるかも知れないですね。

ただ現在では、40%キーボードを使いたかったらはんだ付けはやる覚悟が必要です。

40%キーボードのメリットとデメリット

40%キーボードのメリットは下記の通りです。

  • 小さくて軽いので持ち運びやすい
  • 自分の好みのキースイッチ、キーキャップで作れる
  • キーが少ないので指の動きが少なく済み、理論上はタイピングが最適化される

また40%キーボードに限ったことではありませんが、左右分離型のエルゴノミクスなので肩や指の疲労が通常のキーボードより少ないというのも野あります。

デメリットは下記の通りです。

  • 自作ではんだ付けが必要なので敷居が高い
  • 値段も安くない
  • タイピングは慣れるのに時間がかかる

40%キーボードは結構な値段がします。組み立てキットが1万円ぐらいで更にキースイッチやキーキャップ等が必要になりますので、トータルだと2万円以上はかかります。また、はんだごてなどの制作道具をもっていない場合は、その分も必要になります。

とはいえ、40%キーボードに興味を持つような人は、過去に東プレの REALFORCE や HHKBなどを使ってきたこともあると思いますので、キーボードで2万円以上は普通かもしれないですね。

40%キーボードのキットを組む難易度とは? 誰にでもできるのか?

結論から言うと、それほど難しくありません。が、制作には時間がかかります。

私は二日かかりましたが、一日で終わらせる人もいます。

中学生のときに、技術家庭の授業ではんだ付けでラジオ制作などをやったと思いますが、難易度はそれと変わらないかそれより簡単なぐらいです。回路とか電気的な仕組みとは全く理解する必要なく、ただマニュアルに従って事務的に作業をしていくだけです。

今は、温度調整機能付きのはんだごてなど道具も進化していますし、動画ではんだ付けのこつとかも見れますので何とかなると思います。

40%キーボードのチャレンジにおいて、制作難易度はそれほど問題にならないと思います。むしろ、以下に記載する実用面でのハードルが高いです。

40%キーボードの実用性

矢印キーからの開放感

40%キーボード、というかレイヤー構造のキーボードを使用していて世界が変わるのは、矢印キーから解放されることです。

親指でレイヤーキーを押しながら、Viのように h,j,k,l でカーソル移動ができるようになります。一度、この味を覚えてしまえば、通常のキーボードは使えなくなります。プログラミングしていて、矢印キーを押す度にホームポジションから指が離れるストレスとは無縁になります。

h,j,k,l でカーソル移動は、キーエミュレート系のソフトを使えばできないこともないのですが、使用パソコンごとに設定するのが面倒くさいですし、やはりキーボードいうハード面から実現した方が安定感や安心感があります。

数字キーがないつらさ


レイヤー構造のキーボードは最高ですが、40%キーにこだわる必要性は個人的にはあまりないと思います。

まず慣れるまでに時間がかかります。

私は40%キーボードの前は、ErgoDox EZ という左右分離でレイヤータイプのキーボードを使っていました。この ErgoDox EZ にはすぐ慣れることができて快適に入力できたいたのですが、現在使用中の claw44 には、まだ慣れることができません。

使い始めて1週間近くになりますが、未だに数字や記号の入力で止まったり、間違って入力することが多々あります。

個人的にはやはり数字の入力に同時押しが必要というのがネックかと感じています。長年の習性で、上の方に指が行ってしまうこともありますし、数値が混ざったパスワードとかは非常に打ちづらいです。

数値入力が少なめのプログラミングやblog執筆などにはあまり困らないですが、頻繁にパスワードを打ったり、IPアドレスなどの長めの数字の文字列を入力するときは不便です。インフラ系の業務が多いエンジニアには、あまり適さないと思います。

Fキーがないだけの4行キーボード、60%キーボードぐらいがバランスがいいかと感じ始めている今日この頃だったりします。

tara
tara
Iris や ErgoDash mini がよさそう。。。

(claw44限定) 独自配列が地味につらい

claw44限定の話になりますが、claw44は小指の負荷軽減のため、小指の列が通常より少し下がっています。

これが個人的につらいです。すぐになれると思っていたのですが、未だになれません。”a”を押そうと思って、”a”と”q”の中間を押してしまうことがあります。

claw44 は Corne Chocolate というキーボードををベースに作成されていますが、個人的にはCorneChocolate の方が合っていたのかなと思います。

claw44 の制作過程を紹介

はんだ付け

はんだ付けは量が多めで根気が必要です。何回か休憩を挟みながらやりました。

自作キーボードは、温度制御付のはんだごてを使っている人が多いみたいですが、私は持っていません。昔、Arduinoなどを触ったときに買った KS-20R とい23Wのはんだごてがあったので、これでやりました。20~30Wのはんだごてをすでに持っている場合は、それでやっても問題ないと思います。

40W以上のはんだごてしかない場合やこれから新しく購入する場合は、温度制御付のはんだごてにするべきです。自作キーボードの紹介サイトでは、みんなこれを使っているみたいです。

ProMicroで苦戦

claw44 は公式のビルドガイドが写真満載で、すごくわかりやすくなっています。

しかしそれでも、私は ProMicro につけるピンのところで間違ってしまいました。ProMicro に付属しているピンを使ったのですが、これは足が長すぎるということを、最後にケースを合わせるときに気づきました。別途、購入してあった足の短いピンを使うのが正しかったのですが、やりなおす気力もなくそのまま強引にケースをつけました。そのため、少し歪みがあります・・・(^_^;

苦戦したのは、 ProMicro のピンのはんだ付けでした。少しずれるだけで、基盤にはめるのが大変になります。ブレッドボードを使えばずれることなくはんだ付けできるのですが、それを知ったのは全てはんだ付けが終わった後・・・ 結局、ドライバーでピンを押しながら強引にはめました。(もしかしたら、ここも足の短いピンを使っていれば、ズレが少なくすんなりはまったのかも知れません。。。)

キースイッチが原因でキーが認識しない

最後、キースイッチをつけたあと、認識しないキーが3つほどありました。はんだ付けに失敗したのかと絶望感でいっぱいになりました。

が、キースイッチをつけるときにキースイッチの足が曲がってしまい上手くはまっていないことが原因でした。キースイッチを交換したら、認識するようになりました。

キーキャップ

キーキャップは、キースイッチの交換に失敗して基盤を壊してしまった(涙) ErgoDox EZ があるので、そこから流用しました。

キーマップ紹介

40%キーボード、というかレイヤーキーボードは、プログラマブルキーボードです。キーの割り当てはプログラムで自分で決めます。

以下は私のキーマップの紹介になります。他人のキーマップなんて興味ないと思いますが、何かしらの参考になれば幸いです。

基本動作

私はこれまでずっと日本語キーボードを愛用してきたので、JISベースのキーマップです。claw44のデフォルトキーマップをベースにJIS配列を組み込んだようなものになりました。

また、Windows + ATOK での使用を前提としています。

  • 変換キー、無変換キーは ATOK で日本語/英語の切り替えに割り当てているので重要
  • tabキーは長押しでCtrl
    長年の習性で、この位置にCtrlがないのはつらい
  • 左側の一番右下がDel(長押しでAlt)、右側の一番左下がBackspace(長押しでCtrl)
    感覚的にこの配置がわかりやすい
  • 左側の一番左下は、特に配置したいキーがなかったので適当
  • 数字キーとFキーは横一列じゃないと使いづらいので、デフォルトから変更
  • “-“キーはデフォルトレイヤーに割り当てたかったが、キーが足りないので数字レイヤーに移動
使用感
  • shiftが使いづらい位置にある
  • “\_” が入力しづらい、ホームポジションから指から離れてしまうことがある (慣れの問題?)
  • 数字キーの記号が入力しづらい、数字レイヤーキーとshiftキーの2つのキーの同時押しが必要になってしまう。

コード解説

を追加すると、KC_ の省略が可能になるっぽいです。(多分)

デフォルトのキーマップは、英語配列用なのでキーボードの設定を日本語にしていると記号が一致しません。

しかし、qmkではJIS用のキーも用意してくれています。
https://github.com/qmk/qmk_firmware/blob/master/quantum/keymap_extras/keymap_jp.h

とやれば、ここに記載してあるコードが使えるようになります。

しかし、その前に KC_ 省略設定をいれいていたので、makeすると、KC_JP_YEN は定義されていないといったエラーが出るようになりました。全てに KC_ をつける修正は面倒くさいので、includeはコメントアウトして、自分が使うコードだけ以下の様にコピペしました。

まとめ

以上、40%キーボードと claw44 の紹介でした。

40%キーボードは面白い世界ですよ。参戦、お待ちしております!

ABOUT ME
tara
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年収360万円でIT業界のキャリアスタート
SES -> Web業界 -> 大手メーカー -> フリーランス
と経験してきて、現在は年収1000万円を越えました。

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